車内の汚れが気になっても、細かい汚れまではなかなか落とせないことも多くあるでしょう。セルフケアも重要ですが、頑固な汚れが気になるときは、ルームクリーニングのプロにお願いしてみてはいかがでしょうか。今回は、車内コーティングとルームクリーニングの特徴やメリットについて紹介していきますので、日々のメンテナンスを簡単にしたいという方はぜひ参考にしてください。
1. 車内のルームクリーニングは2種類
車内のルームクリーニングは、ドライ方式とウェット方式の2種類があります。お菓子やたばこ、ペットの抜け毛など、車内が汚れる原因はたくさんありますが、この原因によってルームクリーニングの方法も変わってきます。
1-1. ドライ方式
ドライ方式のルームクリーニングは、業務用の掃除機を使った清掃方法で、フロアマットやトランクマットなどを外に出してから清掃します。ガラスやシートだけでなく、エアコンの吹出口やスイッチなどの汚れに特化したケミカルを使うのが特徴です。
1-2. ウェット方式
ウェット方式では、ドライ方式に食べこぼしやペットの毛などの汚れ取り、脱臭やレザーシートのクリーニングなどがプラスされます。通常の方法では取れない汚れであっても、専用のブラッシングできれいに仕上げます。
1-3. ルームクリーニングができる場所
車内のルームクリーニングは、専門業者に依頼する方法が確実です。できる場所はいくつかあり、ディーラーやカー用品店、洗車業者やガソリンスタンドなども利用できます。ただし、ガソリンスタンドは簡単な清掃のみ行っている場合が多いので、しっかりとクリーニングしてほしいときは専門の業者にお願いしましょう。
2. プロにルームクリーニングを依頼するメリット
外装をいくらきれいにしても、車内が汚れていると気分も下がってしまいます。ルームクリーニングを行う理由として、「子どもやペットを乗せる回数が多い」、「表面以外が汚れている」、「売却前にしっかりと清掃をしたい」などが挙げられます。
2-1. 頑固な汚れにも対応できる
車内にはさまざまな汚れが溜まっています。天井やシート、フロアマットなどの汚れは特に頑固なもので、なかなか落とすことができません。
そんなときにプロにお願いすれば、ドア周りやダッシュボードなど、手が届きにくい場所もきれいにしてくれます。プロは強力な洗剤や専用のツールなどを備えており、効率的に汚れを取り除くことができます。
2-2. 布素材でも安心
布のシートなどは汚れが染み込みやすく、掃除に困る部分です。プロは120度の高温スチームを使うので、染み込んでしまった汚れを徹底的にきれいにしてくれます。
汚れを落とすのはもちろんダニも殺菌洗浄してくれるので、衛生面でも安心です。新たに汚れがつくのを防いでくれるのも、プロにお願いするメリットだといえるでしょう。
2-3. レザーも保護
革のシートも掃除が難しいものです。プロならレザー専用のクリーナーを使い、汚れを取るのと同時に保湿成分も足してくれます。レザーは定期的なメンテナンスが必要なので、素材の劣化を防ぐ意味でもプロにお願いしましょう。
2-4. 臭いも分解
車内の臭いが気になるときは消臭剤を使うものですが、これは根本的な解決にはなりません。プロならイオン脱臭や光触媒コーティングなどを使い、臭いの元を断ってくれます。特に光触媒コーティングはクリーンエネルギーを使っているので、より安全に消臭や殺菌ができます。
3. 光触媒コーティングで車内をきれいに
光触媒コーティングは、太陽光を元にして、有害物質を水素などのクリーンエネルギーに変える技術です。酸化チタンを使うことで、シート自体に抗菌や殺菌作用をもたらします。また、日光が当たる場所なら長期にわたってその効果が続くようになります。
3-1. 光触媒酸化チタンの効果
光触媒コーティングと酸化チタンの組み合わせで得られる効果として、「たばこのヤニを落とす」、「有毒ガスを無効化する」「ペットの臭いを分解する効果」などが挙げられます。有毒ガスが水と二酸化炭素に分解される、安心・安全なコーティングの1つです。
特に小さな子どもがいる場合、車内の衛生状態は気になるでしょう。光触媒コーティングを使えば、有毒物質が出ないだけでなく、有毒ガスなども分解してくれます。ホコリや細菌はアレルギーの原因になるため、家族の健康を守るためにも光触媒コーティングがおすすめです。
4. 車内清掃との違い
ルームクリーニングと似たサービスに、車内清掃があります。車内清掃は簡単な清掃がメインで、マットに掃除機をかける、内窓を濡れ布巾で拭く、ダッシュボード周りを水拭きするのみとなります。
ルームクリーニングは車内清掃より一歩進んだ清掃方法で、コンソールの汚れをブラシで落とす、マットを外してからの清掃など、車内清掃にプラスして掃除を行うサービスです。シートや天井のシミ、たばこのヤニなどを取りたいなら、ルームクリーニングを検討してみましょう。
車内清掃の費用の相場は、2,000円から3,000円ほどになっています。一方ルームクリーニングは2万円から4万円ほどかかるので、気になるときは見積もりを取ってみましょう。
5. まとめ
今回は車内コーティングとルームクリーニングの違いや、それぞれが持つメリットについて解説しました。ルームクリーニングは車内清掃と違い、徹底的に掃除をするのが特徴です。自分で掃除が難しい場合は、プロに任せてみてはいかがでしょうか。
車のことでお悩みでしたら、ぜひ「車内空間快適.com」にご連絡ください。高いスキルを持ったスタッフが、お客様のご要望にしっかりとお応えいたします。見積もりなどのご相談も随時受け付けておりますので、ご用命の際はお気軽にお問い合わせください。
