快適な車内にしたい!カーエアコンクリーニングの適切な頻度とは?

カーエアコンクリーニング

カーエアコンは、車内の冷暖房をするために欠かせないものです。ニオイがする、冷暖房がなかなか効かないというような症状を放置していると、大きなトラブルになってしまうことがあります。今回は、カーエアコンの性能を維持するために必要な適切なクリーニングの頻度について解説していきます。

1. カーエアコンの適切なクリーニング頻度とは?

今ではほとんどの車に搭載されているほど、カーエアコンは車を運転するうえでなくてはならないものになりました。しかし、カーエアコンのクリーニングまで考えている人はさほど多くはありません。

定期的にクリーニングをしないと故障しやすくなるだけでなく、汚れた空気を吸うことで健康を害する可能性があります。また、初めて乗る人であれば、気分が悪くなってしまうようになるかもしれません。このような症状に心当たりがある方は、カーエアコンのクリーニングを検討しましょう。

主なカーエアコンクリーニングには「エアコンフィルターの交換」、「エバポレーターの洗浄」、「エアコンガスの補充」の3つの方法があります。それぞれどのくらいの頻度で行えばよいのか、ここから詳しく解説していきます

エアコンフィルターは、室内にあるエアコンと同様に前面にあるカバーを外すと現れます。車を買い替えたときから1度も触ったことがないのであれば、エアコンフィルターにホコリや花粉、カビなどがたくさん付着しているかもしれません。

メンテナンスを行うときは、一般的に同じサイズのエアコンフィルターに交換することになります。また、汚れを落としてしっかり乾燥させてからつけ直すことでもメンテナンスできます。専門の業者に依頼しても構いませんが、エアコンフィルターは自分でも簡単に交換できる部分です。

使用頻度にもよりますが、半年に1回の頻度を目安に交換してみてください。新しいエアコンフィルターで、すっきりとした車内の空気を手に入れられます。

エバポレーターとは、カーエアコンの内部にある熱交換器のことです。エバポレーターは何層ものひだが重なったような形状となっています。

冷房を入れたとき、外気が急激に冷やされることで水滴が生じ、ひだの隙間にカビが発生しやすくなってしまいます。エアコンをつけているとき以外は風通しがよくないので、一度発生したカビはカーエアコンの奥深くでどんどん繁殖していくのです。

エバポレーターを自分で洗浄することは、あまりおすすめできません。なぜなら、エバポレーターはカーエアコンの奥の方にあるうえに複雑な形状をしているので、汚れを取り除くのが非常に難しいからです。

また、洗浄の際は、車専用の薬剤を使用しなければなりません。薬剤を使用した後にしっかりとすすぎ落さなければ、故障の原因につながります。

エバポレーターを洗浄するなら、専門の業者に任せましょう。専門の業者は車専用の薬剤と高圧洗浄機を使用するので、細かいところまできれいにすることができます。

費用は業者によって異なりますが、5,000円からのところが多いでしょう。1年に1回の頻度でエバポレーターを洗浄してもらえば、いつでも深呼吸したくなるような車内の空気を保てます。

エアコンガスとは、エアコンの効きを左右するフロンガスのことを指します。カーエアコンは運転中の振動を受けるので、エアコンガスが少しずつ抜けてしまうというトラブルも少なくありません。

エアコンガスを補充することによって、本来のエアコンの効きを取り戻すことができます。なお、この作業は非常に難しいので、専門の業者に任せましょう。

専門の業者は、ただ単にエアコンガスを補充するだけではありません。カーエアコンからエアコンガスをすべて抜き、そこに含まれる不純物をろ過してからエアコンガスを補充していきます。

エアコンガスを補充すれば冷房の効きがよくなり、さらにカーエアコンの耐用年数も延ばすことができるようになります。なお、車種によって異なりますが、費用は10,000～20,000円程度です。事前に料金を確認し、1年に1回の頻度で専門の業者に依頼することをおすすめします。

今回は、カーエアコンクリーニングの頻度について解説しました。車内を快適に保つためには、定期的にカーエアコンをクリーニングする必要があります。フィルター交換は自分でもできる作業なので、半年に1回の頻度で行いましょう。

エバポレーターの洗浄とエアコンガスの補充は、専門の業者に依頼することをおすすめします。どちらも1年に1回の頻度で構わないので、一緒に依頼するとよいでしょう。

「車内空間快適.com」は清掃のプロとして、車のカバーの取り付け・清掃まで、幅広い業務を行っております。見積もりなどのご相談も随時受け付けておりますので、ご用命の際はお気軽にご相談ください。